みんなで解消トリプルリスク! | 見落としがちな健康リスク
みんなで解消!トリプルリスク!

見落としがちな健康リスク

血圧・血糖値・血中脂質3つに配慮している人は約1割の実態

意識と行動にギャップあり

2018年2月に実施した調査では、「血圧・血糖・血中脂質が1つ以上気になる」という人が過半数を占めた一方、実際に「ケアしている」という人は30%程度、「3つすべてケアしている」人はわずか10%、と健康に関する意識と行動にギャップがあることが浮き彫りになりました。
つまり3つの数字が連鎖するトリプルリスクの危険性が高いということです。

Q.血圧・血糖・血中脂質が気になりますか?血圧・血糖・血中脂質をケアしていますか?

トリプルリスクを考える会調べ「現代人の健康と食生活に関する調査」(2018年2月)

40代は健康に関するターニングポイント

また、「血圧・血糖・血中脂質が気になり始めた年代」「血圧・血糖・血中脂質をケアし始めた年代」のどの項目においても「40代」という回答が最も多いという結果が出ました。

Q.血圧・血糖・血中脂質が気になり始めたのはいつ頃ですか?
Q.血圧・血糖・血中脂質をケアし始めたのはいつ頃ですか?

トリプルリスクを考える会調べ「現代人の健康と食生活に関する調査」(2018年2月)

血圧・血糖・血中脂質が気になり始めたキッカケについて、男性は「健康診断で悪い結果が出たから」、女性は「健康情報に触れて」と回答する人が多いという結果に。情報感度が高い女性に比べて、我が身に降りかかるまで意識が出来ない傾向が強い男性は、特に注意する必要がありそうです。

Q.血圧が気になり始めたキッカケは何ですか?

トリプルリスクを考える会調べ「現代人の健康と食生活に関する調査」(2018年2月)

同時に塩分・糖分・脂肪分の複数ケアは難しい? 全体の9割は3つ以上ケアできないと回答

さらに、一度の食事で同時に塩分・糖分・脂肪分の摂りすぎをケアできるのはいくつまでですか?という問いには、3つ以上ケアできないという人が9割と大多数に上りました。普段の食事の中で、たくさんのことに気を配るのは難しいイメージがあるようです。

Q.一度の食事で同時に塩分・糖分・脂肪分の摂り過ぎをケアできるのは、いくつまでですか?

トリプルリスクを考える会調べ「現代人の健康と食生活に関する調査」(2018年2月)

約9割の人が誤解している!メタボの真実とは

ただの肥満じゃない!メタボはトリプルリスクの黄色信号

メタボリックシンドロームの診断基準が定められて約10年。“メタボ”の認知率は、ほぼ100%に近い一方、“メタボは、見た目の問題”と捉えて、健康リスクとして意識する人は、それほど多くないというのが現状です。

メタボリックシンドロームの診断基準は、本来、重度の血管障害によって引き起こされる心筋梗塞や脳梗塞などの疾患リスクに警鐘を鳴らすため、高血圧・高血糖・高血中脂質の併発を防ぐよう定められたもの。見た目は、健康の“目印”にしかすぎないのです。

健康日本21(第二次)に関する健康意識・認知度調査

平成26年度 患者調査(厚生労働省)
H17の患者数を1として算出した結果

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